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ゆうパケット等の郵便物の追跡状態「引受」は動いてるの?徹底解説!

郵便・宅急便・宅配便
クレカ番長
クレカ番長

郵便局に預けた荷物が引受のまんま変わらない!どうなっとんじゃ!?

郵便局や郵便ポストで書留郵便、ゆうパケット、レターパックなど、今の時代は郵便物を出した後は追跡番号で荷物がどうなっているかを常に確認できるので便利です。

しかし、追跡番号で配達状況を見た時に出てくる「引受」という表示。

これは一体、どういう意味なのか?なんとも曖昧な表現なのでわかりにくいという人が続出しているみたいです。

特にメルカリやヤフオクなどの売買サイトを通じてやりとりする場合、どのくらいの日数で相手に届くのか?どれくらいの日数で送られてくるのか?気になって不安だという時もあると思います。

「郵便局の追跡で出る引受って何?」

「これが出てる時は荷物はどうなってるの!?」

「引受のまま変わらない!ちゃんと届くのか不安…」

私も何度か郵便物を出す時がありますが、この表現がイマイチよくわからず不安だったので、この状態は何を意味するのかを徹底的に調べ上げたので公開します。

引受が変わらない理由なども説明しているので、不安なら一度目を通してみてください。

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配達状況「引受」とは発送先の郵便局の元にあること!

追跡ステータスが「引受」となっている場合は、あなたが郵便局や郵便ポストに投函した郵便物をものを受け取った状態だということを示しています。

確かに受け取りました!というサインで、まだ何もしていない状態です。

ここからさらに発送して発送先の郵便局で受け取り、その先で配達が始まり配達先に届けられます。

つまりはステータスが「引受」の時は、荷物が届くまではまだまだ時間が掛かるということです。

ちなみに「引受」は第一段階であり、追跡番号を検索した時に表示される到着までのステータスは以下の流れになります。

①引受
(送り元の郵便局に荷物が到着)

②中継
(中継地点の郵便局に荷物が到着)

③到着
(送り先の担当郵便局に荷物が到着)

④お届け先にお届け済み
(荷物が発送先に届けられた証明)

こう見ると①引受になってから②中継、③到着、④お届け済みと進むので、①引受の状態からは先が長いことがわかります。

ステータス「中継」が表示されない郵送方法がいくつかある

郵便局で追跡ステータスを見る時にややこしいのが、「引受」の次に表示されるはずの「中継」が表示されず、いきなり「到着」になる郵送方法が存在します。

※ちなみに「中継」はかつて「通過」という名称もありましたが、2016年2月に中継で統一された模様です。

ゆうパック・書留郵便は中継が表示される

まず、「中継」ステータスが表示されるのは、ゆうパック書留郵便の2つだけです。

ゆうパックで送った場合の追跡ステータスは、基本的に以下のような表示になります。

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 15:00:00 引受 A郵便局 東京都
2018/XX/YY 18:00:00 中継 B郵便局 東京都
2018/XX/YY 11:00:00 到着 C郵便局 神奈川県
2018/XX/YY 13:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 神奈川県

上記の追跡の流れを見ると、A郵便局で引受された後、B郵便局を一旦中継したことが記録され、最後にC郵便局に届けられ配達が完了しています。

書留郵便の場合、一般書留・現金書留は「中継」と同じ意味で「発送」が使われ、簡易書留はこの「発送」は省かれます。

※一般書留・現金書留の場合

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 15:00:00 引受 A郵便局 東京都
2018/XX/YY 18:00:00 発送 B郵便局 東京都
2018/XX/YY 11:00:00 到着 C郵便局 神奈川県
2018/XX/YY 13:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 神奈川県

※簡易書留の場合

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 15:00:00 引受 A郵便局 東京都
2018/XX/YY 11:00:00 到着 C郵便局 神奈川県
2018/XX/YY 13:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 神奈川県

ゆうパケット・クリックポストは中継が表示されない

一方で、ゆうパケットクリックポスト送った場合は、「中継」ステータスが表示されません。

ゆうパケットで送った場合の追跡ステータスは、基本的に以下のような表示になります。

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 11:00:00 引受 A郵便局 東京都
2018/XX/YY 16:00:00 到着 C郵便局 埼玉県
2018/XX/YY 12:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 埼玉県

先の追跡と比べると、A郵便局で引受したことがわかりますが、中継などは特に記録されずC郵便局に到着して配達されています。

このように、ゆうパケット・クリックポストの場合はシンプルに3段階の表示しかされません。

ゆうパックや書留郵便と比べて「中継」の部分が省かれていますが、表示されないだけで実際には荷物を中継しているパターンもあります。

各種レターパックは特殊な例で表示される

ちなみにレターパックプラスレターパックライトを利用した場合も「中継」は表示されませんが、「通過(車又は船輸送に変更)」と表示されることがあります。

例えば、以下のような追跡表示です。

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 11:00:00 引受 A郵便局 東京都
2018/XX/YY 14:00:00 通過(車又は船輸送に変更) B郵便局 東京都
2018/XX/YY 12:30:00 到着 C郵便局 大阪府
2018/XX/YY 17:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 大阪府

これはレターパックに具体的な品名を書いていなかったり、壊れる恐れがある精密部品や危険物と判断されて空輸できないなどで、陸路での輸送に変更された時に表示されます。

陸路での輸送(トラック)は空輸に比べると遅いので、1日~程度は到着が遅くなってしまいます。

本州から九州や北海道はもちろん、東京→大阪の距離でも空輸されるので、内容物に問題があって空輸できなければこの表示はしばしば見かけることになります。

ところでこの表示が出た場合、追跡ステータスの詳細部分に「お近くの郵便局にお尋ねください」と表示されます。

「よくわからないけど問い合わせしないとダメなの?」

と考えるかもしれませんが、空輸より到着が若干遅れるというだけで、荷物自体は停滞せずにそのまま送り届けられるので安心してください。

中継が表示されない理由は格安な郵送方法だから

なぜゆうパケット・クリックポストは中継地点が表示されないのか?これは格安な郵送方法だからと考えられます。

ゆうパックや書留郵便はそれなりに料金が掛かるだけあって、中継地点までしっかり記録され、郵便物が動いていることがある程度わかります。

ゆうパケット・クリックポストは引受から到着までの流れが一切表示されないので、本当に郵便物が届くかどうかが不安になるかもしれません。

それでも【引受ー到着ーお届け】まで表示してくれるので、個人的にはありがたいです。

ただ、追跡で中継が表示されないのが不安であれば、ゆうパックや書留郵便を利用するようにした方が良いです。

追跡が引受の状態でも荷物は動いている!

「引受のままで郵便局から動いていない!」

追跡サービスで中継状態が表示されないと、到着するまで引受の郵便局で停まっているように見えてしまいます。

こうなると郵便物が動いていない!?と思うかもしれませんが、ちゃんと送り先の郵便局に輸送されている途中なので安心してください。

私も以前は「この引受が全然変わらずにどうなってるんだ!?」ということで、郵便局に直接問い合わせたことがあります。

その時にわかったのですが、追跡サービスで記録されている内容は、その日時と場所で配達員がバーコードで読み取ったものだということ。

つまりは追跡サービスは人間の手によって更新されているということです。

勘位置情報を自動的に更新してくれるGPSのようなものではなく、最後に通過したところで誰かによって読み取られなければ記録はされないんですよね。

なので、「引受」でまだ地元の郵便局に荷物が留まっているように表示されていても、実は県外の郵便局に届く間近だということも十分にありえるのです。

手動ゆえに繁忙期は更新のタイミングが遅い場合がある

人間の手によって記録されるということで、郵便局の配達現場が繁忙期で人手が足りなくなった場合、追跡の記録も遅くなる可能性も出てきます。

そういう時こそ大事な郵便物を送り出したのに「引受」ステータスがなかなか変わらずにイライラしてしまうかもしれません。

が、配送の繁忙期というのは本当に大変だと聞きます。

ニュースでも郵便局や配送業者の人手不足が定期的に言われているあたり、そこらへんキツいのは事実なのでしょう。

多少データの反映処理が遅くなっても仕方ないと大目に見るくらいでいたほうが良いと思います。

引受から変わらなくてもちゃんと届くから安心!

クレカ番長
クレカ番長

引受のまんま変わらないから不安だったが、ちゃんと動いてるなら何も心配しなくて大丈夫だな!

「引受」してから「到着」するまでの間が省略されているだけであって、実際にはあなたの郵便物は輸送されています。

ゆうパケットやクリックポストを利用した場合は、中継地点の郵便局などは記録されません。まとめると以下の通り。

追跡での状態 追郵送方法
「中継」が記録されるもの ゆうパック
一般書留
現金書留
「中継」が記録されないもの ゆうパケット
クリックポスト
簡易書留
特殊な表示が記録されるもの
「通過(車又は船輸送に変更)」
レターパックプラス
レターパックライト

個人的には事故でも起こらない限りはしっかり届くので、引受からなかなかステータスが変わらない方法でも気にせず使って良いと考えています。

が、引受のまま追跡記録が動かないのがどうしても不安であれば、中継が表示される方法を利用するのも一つの手です。

その場合は料金がゆうパケットやクリックポストよりも高くつくので、懐との相談になります。

郵便局の追跡機能についてその他の情報

追跡サービスの無い郵送方法に追跡サービスを付ける

上記のゆうパックやゆうパケット等の他、定型郵便・定形外郵便・ゆうメールなどの郵送方法が存在しますが、これらには追跡サービスが付いていません。

が、書留オプションを追加することで、ゆうパックと同等の追跡サービスを付けることができます。

ゆうパックと同じということで、追跡サービスでの表示例は以下のようになります。

状態発生日 配達履歴 郵便局
(郵便番号)
県名等
2018/XX/YY 13:30:00 引受 A郵便局 茨城県
2018/XX/YY 15:00:00 中継 B郵便局 茨城県
2018/XX/YY 12:00:00 到着 C郵便局 福島県
2018/XX/YY 17:00:00 お届け先にお届け済み C郵便局 福島県

中継地点もこと細かく表示されるので、これらの郵送法で追跡サービスを使いたい場合はオプション利用がオススメです。

ゆうメールの主なオプションサービス

定型郵便・定形外郵便の主なオプションサービス

ゆうゆうメルカリ便の追跡サービスの引受状態について

最近流行りのフリマアプリであるメルカリで売買する際、お世話になるであろう郵送方法のゆうゆうメルカリ便

これにも追跡サービスが付いていますが、荷物が「引受」からなかなか変動せずに届いているのか不安という声も多いです。

ゆうゆうメルカリ便はメルカリと日本郵便が連携したサービスであり、ゆうパックかゆうパケットのどちらかを選んで送ることになります。

上記で解説した通り、ゆうパックなら中継地点も記録されますが、ゆうパケットは到着までの間は一切記録されません。

これを知らずに引受から動かないということでトラブルに発展するというケースもあるみたいなので、メルカリを利用するならこれについては把握しておいてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    ゆうパケットでも「中継」は表示されますよ!

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