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クロネコDM便は到着までの日数がガチで遅い!その理由や代わりの方法を紹介!

クロネコヤマトの宅急便 郵便・宅急便・宅配便

クロネコDM便は法人または個人事業主限定で利用できる、カタログやチラシ、パンフレットを全国に送れるサービスです。

かつて超優良サービスとして名を馳せたクロネコメール便というものがありましたが、とある理由でサービスが終了してしまいました。

そのクロネコメール便の代わりとして、2015年4月からクロネコDM便がサービス開始されました。

クロネコメール便と違って個人では使えないサービスですが、受領印不要でカタログやパンフレットを送れるので、個人事業主から企業まで利用者は非常に多いです。

クレカ番長
クレカ番長

だがしかし!クロネコDM便はメチャクチャ遅く批判が殺到することで有名なのだ!

ツイッターなんかで少し検索してみても、、、

掘ればもっと声が見つかりますが、軽く調べただけでも1分程度でこれらの批判が出てくるレベルです。

私の知り合いにも仕事の都合で何度かクロネコDM便を利用した人がいたので聞きましたが、あまりにも遅すぎるとブチ切れていました。

なぜクロネコDM便はそんなに遅くなるのか?

特にメルカリで取引相手がクロネコDM便発送となっていたり、ネットショップで指定発送法になっていたら、どれくらい遅れるか気になるところでしょう。

そんなあなたのために、私が実際に調べ上げたことを徹底解説していきましょう。

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クロネコDM便について

まず、クロネコDM便の内容や特徴を表で簡単に見てみましょう。

クロネコDM便
料金 上限164円
集荷ポスト 投函
対応サイズ 3辺の合計が60cm以内
最長辺34cm以内
厚さ2cm以内
重量1kg以下
配送期間 3~4日
追跡サービス あり
荷物の補償 無し
配達日時 指定不可能

料金は最大164円、ポスト投函で気軽に利用できるのは魅力です。

しかし遅延の問題だけではなく、色々と欠点を抱えているのも事実です。順番に挙げていきましょう。

クロネコDM便のお届けの目安は全くアテにならない

クロネコDM便が遅い理由

前述のクロネコDM便を利用した知り合いがブチ切れていた理由は、

「目安よりも毎回毎回大幅に遅れていた!」

とのことでした。

確かに前述のツイッターでの評判でも、目安よりもかなり遅れていることばかり触れられていました。

ちなみに公式サイトに書いてある「お届け日の目安」は以下の通り。

  • 400km圏内:翌々日
  • 400km圏以上:4日目(発送日を含む)

※一部地域を除く

クロネコヤマト公式 クロネコDM便ページ より抜粋

これを見る限りクロネコDM便は、問題が無ければどの地域でも通常3日~4日で届くと受け取れます。

400km圏内は翌々日、つまり3日で届くということは、東京から埼玉や神奈川などの東京圏に送れば3日後には届いているという計算です。

しかし、どうもその通りにはいかないと言うのが実情らしく、1日ほど遅れることが多いとのことです。

クロネコメール便の頃は遅れるどころか速達オプションも使えたので、サービス自体が以前と比べてかなり劣後していることになります。

クロネコDM便は24時間365日稼動しているが…

土日祝日などの休日を挟むから遅れるのでは?と一瞬考えたりもしましたが、クロネコDM便というかヤマト運輸のサービスは24時間365日稼動しています。

他の配達サービスは休みの日に投函してもらえないところもあるので、本来はこれは相当なメリットとして活きるはずです。

が、24時間365日稼動しているにも関わらず届くのが遅いというのはどうなっているんだ?と、逆に不信感が増す要因にもなっていると思います。

なぜクロネコDM便は遅いのか調べてみた

私の近所にもクロネコヤマトの営業所があります。

近所のヤマト運輸宅急便センター

「なんでクロネコDM便はそんなに遅いのか?」

誰もが気になるこの疑問を解決すべく調べたところ、以下のような原因があるとわかりました。

単純に人手不足で手が回らない

一番の問題は、ヤマトが人手不足だということでした。

ヤマト運輸に限らず、最近の運送業界は賃金が安いということで総じて人手不足になりがちで、ニュースでもしばしば取り上げられるほどです。

割ける人員がいないということは、配送が遅くなって当然でしょう。

クロネコDM便は担当者がバイトである

実はクロネコDM便を配達して回るのはアルバイトやパートの人たちです。

その証拠にタウンワークのホームページにて、クロネコDM便に関する求人がガッツリ載っていました。

クロネコDM便のほとんどはバイト

検索で3,000件以上もヒットしているので、ほぼバイト任せなことがわかります。

正社員はより重要な宅急便を担っているので、クロネコDM便はそちらに任せているみたいです。

ちなみにその作業工程を調べてみたところ、

①ヤマト運輸の営業センターにDM便が到着

②担当するアルバイトの家にDM便を運ぶ

③その後にアルバイトが配達を始める

という方法を取っているらしく、アルバイトの元に届ける一手間が配達の遅さに拍車を掛けていることがわかります。

そしてそこからようやく配達がスタートします。

アルバイトやパートだからといって、サボっていたり不真面目だとまでは断定できません。

しかしアルバイトゆえに、担当者が不慣れで遅れていたり、なんらかの手違いが発生するといった事態も起こりやすいのではないかと考えられます。

手作業で仕分けをしている

クロネコDM便は手作業で仕分けなどをしているので、遅れやミスが生じやすいとのことです。

料金がそれなりに掛かる普通の宅急便の場合は、専用のシステムで管理されているので、配達は早く正確です。

が、こちらは人間による手作業で行われるので、システムを使うよりも当然仕分けミスが起こったりもします。

クロネコDM便はこうした不便な点を抱えている代わりに、安い料金で利用できるということです。

配達が多い時期で宅急便が優先されている

配達が多い時期などもクロネコDM便は遅れやすいとのことです。

前述の人手不足も相まって、忙しい時期はクロネコDM便にまで手が回る余裕が無いということですね。

特に年末年始の12月中は、お歳暮やクリスマスと大事なイベントが連続するために、クロネコDM便は遅くなりやすいと言われています。

繁忙期にクロネコDM便を利用したら遅れる確率が上がるので、他の方法を選んだ方が良いでしょう。

クロネコDM便は補償が存在しない

クロネコDM便は頻繁に遅れることがある上に、配達物が紛失・盗難などのトラブルが発生しても、補償は一切ありません。

料金が安いがゆえに仕方ありませんが、補償無しなので貴重品やオークションの落札物を送る、あるいは送ってもらう時には向きません。

大事なものを万全に送るなら、補償が用意されている宅急便を使うのが吉でしょう。

クロネコヤマトの宅急便

クロネコメール便が廃止された理由

個人でも利用でき、速達オプションが存在したクロネコメール便はなぜ廃止されてしまったのか?

その理由は、「信書」の誤送がすべての原因でした。

信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と定義される文書のこと。(総務省 信書の定義pdfより)

総務省で定義とされるものを一部抜粋しました。

■書状

■請求書の類
(納品書、領収書、見積書、申込書、契約書など)

■会議招集通知の類
(結婚式等の招待状、業務を報告する文書)

■許可書の類
(免許証、認定書、表彰状)
※カード形状の資格の認定書などを含む

■証明書の類
(印鑑証明書、戸籍謄本、住民票の写し 、健康保険証など)

■ダイレクトメール
・ 文書自体に受取人が記載されている文書
・ 商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文書

長いので省略していますが、これらの信書を発送することは法律で禁じられています。

が、それを知らずに配達を依頼する顧客が相次ぎました。

信書を配送してしまうと違法なので、送り主はもちろん、配達主(ヤマト運輸)も法律に則って警察のお世話になってしまいます。

このような背景から実際に問題が相次いだので、クロネコメール便はヤマト運輸自ら終了してしまいました。

関連:ヤマト運輸 信書のリスクについて

これらの信書を送ることを未然に防ぐために用意されたのが、現在のクロネコDM便ということです。

クロネコDM便は時間が掛かるのを覚悟せよ!

クロネコヤマトの宅急便②

このように、クロネコDM便は様々な要因を抱えているため、遅れてしまうことは珍しくありません。

すぐには解決できないような問題が多いため、遅延が発生するのは仕方ないという側面もあります。

発送する側としても受け取る側としても、1日遅れてもおかしく無いサービスだと心に留めておきましょう。

クロネコDM便の代わりに利用するならどれ?

日本郵便の「クリックポスト」か「ゆうパケット」

日本郵便のクリックポストか、ゆうパケットが一番代わりになると思います。

クリックポストは縦34cm×横25cm・厚さ3cm・重さ1kg以内のものであれば、料金164円で発送できます。

Yahoo!IDおよびクレジットカード登録が必要なほか、宛先シールの印刷の手間が少し面倒な方法です。

ゆうパケットは全辺合計60センチ以内・長辺34センチ以内・厚さ3センチ以内・重さ1kg以内のものであれば、料金250円~300円で発送できます。

クロネコDM便は配送期間が3~4日だったのに対し、どちらの発送方法も1~2日と半分の期間で済む上に、その期間もアテになるので安心です。

どちらの方法も郵便局への持込する他、ポストへの投函も可能です。

追跡番号もしっかり付いてくるので、送り手としても受け取り手としても荷物の行方を心配せずに済みます。

が、クロネコDM便と同じく、配達物の補償が無い点だけは注意してください。

クロネコDM便が届かない場合の対処法

クロネコDM便は、荷物の送り主が発送時に受け取れる追跡番号を【クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム】に入力すれば追跡できます。

しかし、発送ステータスが更新されなかったりで、荷物の状態が不明だというケースもあります。

そんな時は遅延している可能性が高いので、発送を受け付けた営業所か、到着予定の営業所に問い合わせをしましょう。

荷物が届かないというなら、直接電話で聞いてみた方が一番早いです。

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