ヤフーカード会員限定で入れるプラチナ補償。
クレジットカードに18種類の補償をつけられるのはヤフーカードのみ!唯一無二で他のどのカードも寄せ付けない、まさに最強の保険だと伺えます。
ハッタリではなく、「すべてのお買い物にプラチナ級の安心を」と書かれている通り、ヤフーカードを使って買い物さえすればYahoo!サービスの範囲外の支払いに関してもすべて補償してくれるという優れた保険。
Yahoo!ショッピングのライバルであるAmazonや楽天市場での買い物も快く補償の対象となるらしい。どこのネットショップも多用する私にとってはこれは素晴らしい!
しかも店で買ったモノだけでなく、運転事故や盗難、病気、ケガ、その他トラブルにも対応してまんべんなく補償してくれるとのこと。
将)つまりこのプラチナ補償にさえ加入しておけば、どんなショッピング事故や不幸な事故が起こってもYahoo!側が金を出してくれるから安心安全というわけだ~!
しかし、実はそんなにオイシイ話ではなかった!
やはり悪用されるケースを想定しているのか、どんな損害でも完全に補償してくれるというわけでなく、細かく調べていくうちに意外に面倒な条件があることがわかりました。
ヤフーカードのプラチナ補償で商品のお金はどれだけ返ってくるのか?何回まで補償してもらえるか?その他条件や対象、家族カードでの扱いや注意点、申請に必要な手続き方法や実際のやり方まで徹底解説していきます。
→PayPayカードを見てみる
プラチナ補償はヤフーカードの所有が絶対条件!
ヤフーカードのプラチナ補償へ加入するには、必ずヤフーカードを持っていることが前提!そもそもヤフーカードの使用が大前提なので、持っていなければ無意味です。
月額料金は税込529円(税抜490円)。ETCカードのように年会費ではなく月会費なので、年間を通すと529円×12ヶ月で6,348円も掛かってしまう点に注意!(初めて申し込む場合に限り、最初の1ヶ月分の料金が免除される)
プラチナ補償で受けられる18の補償はこれだ!
・修理補償
・破損補償
・宅配郵送事故補償
・盗難補償
・返品補償
保証期間外の修理でお金が掛かった時の修理補償、うっかり壊してしまった時の破損補償、届いた商品が壊れていた時の宅配郵送事故補償、商品が盗まれた時の盗難補償、返品できなかった時の返品補償。
主にショッピングに対応する5種の「お買いものにあんしん補償」
・携帯電話水漏れ&全損補償
・電子デバイス災害補償
・交通トラブルお見舞い
・自転車事故賠償責任補償
・車上荒らし被害
・お悔やみ帰省お見舞い
携帯電話を水没させてしまった時の携帯電話水漏れ&全損補償、災害で電子デバイスが壊れてしまった時の電子デバイス災害補償、交通事故にあって入院した時の交通トラブルお見舞い、自転車で相手にケガを負わせてしまった時の自転車事故賠償責任補償、家族が不慮の事故で亡くなった時のお悔やみ帰省お見舞い。
主にトラブルにあった時の6種の「日常のもしもに備える補償」
・旅行&イベントキャンセル補償
・海外旅行持ちもの損害補償
・海外旅行けが&病気お見舞い
・海外旅行思わぬ出費補償
病気で旅行をキャンセルした時の旅行・イベントキャンセル補償、海外旅行中に持ちものを盗まれてしまった時の海外旅行持ちもの損害補償、海外旅行中に風邪をひいて病気になった時の海外旅行けが・病気お見舞い、海外旅行中に予定外の出費が発生した時の海外旅行思わぬ出費補償。
主に海外旅行でのトラブルに対応する4種の「旅行に関する補償」
・ネット売買トラブルお見舞い
・個人情報漏洩過失責任補償
・なりすまし賠償責任補償
ネット売買で訴訟トラブルにまで発展した時のネット売買トラブルお見舞い、スマホで他人の個人情報を漏洩させてしまった時の個人情報漏洩過失責任補償、誰かがあなたになりすまして他人に被害を与えてしまった時のなりすまし賠償責任補償。
主にネット上でのトラブルに対応する3種の「インターネットのトラブルに備える補償」
以上、ショッピング・日常トラブル・旅行トラブル・ネットトラブルに関する18種類の補償を受けられます。
クレジットカードにこれだけの補償を付けられるのはヤフーカード以外にありません。
いずれの補償も条件として必ずヤフーカードを使って決済しなければなりませんが、それさえクリアしていればYahoo!に関連するサービス以外の補償も対応してくれます。
しかもネットショッピングやリアル店舗で使用しても補償の対象となります。
各種補償の詳細について徹底解説!
それぞれの補償の詳細はどうなっているのか?これも公式サイトだけではわかりづらかったので私が個別に解説しましょう。
なりすまし賠償責任や個人情報漏洩過失責任補償も字面だけではどんなものか意味不明ですし、パッと見でわかりそうな修理補償や破損補償で戻ってくるお金も、ケースによってはかなり違います。
修理補償金
商品を修理した時の保険です。
メーカー保証書がある場合は商品の100%分が補償され、無かった場合は50%分の補償となります。
利用限度は年に3回、上限額は4.5万円です。
最大補償金額は1回につき30,000円までとなるので、保証書アリで45,000円の商品を補償してもらう場合でも上限30,000円、保証書ナシの場合はその半分の15,000円となります。
・合計補償額の上限は4.5万円まで
・メーカー保証書有り:1回につき3万円まで
・メーカー保証書無し:1回につき1.5万円まで
そして修理品が補償の対象となるには、メーカーでの修理費が補償の対象となるので、必ずメーカーの指示通りに修理を進める必要があります。
若干ややこしいのですが、対象となるメーカーはプラチナ補償利用規約に以下の通り明記されています。
・製造した対象商品の型式または製造番号を特定できる保証書を発行している
・修理時に製造した対象商品の修理受付窓口を日本国内に開設している
海外の家具を輸入したものの、そのメーカーが日本で修理窓口を設置をしていなかった!という場合がこれにあたります。
また、補償対象となるリアル店舗も指定されています。
・定常的な商取引の実績がある
・各種法令に違反していない
つまりは今日昨日立ち上げたペーパー会社での取引だったり、実は法を犯すブラックな店だった場合も、購入商品は修理補償の対象にはならないということです。
細かい修理補償の対象品は、ヤフーカードプラチナ補償規約に明記されていました。
家電区分 | 対象商品の例 |
---|---|
白物家電 | 白物家電 エアコン、洗濯機、洗濯乾燥機、乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫 |
空気清浄機、電子レンジ、オーブンレンジ、ウォーターオーブン、コーヒーメーカー | |
炊飯器、食器洗い機、食器乾燥機、ミキサー、フードプロセッサー | |
ホームベーカリー、IH調理器、ホットプレート、電動シェーバー、電動歯ブラシ | |
屋内照明機器、掃除機、ドライヤー、トースター、ワインセラー | |
除湿機、加湿器、ファンヒーター、マッサージチェア、整水・浄水器 | |
温水便座 | |
黒物家電 | テレビ、CD・MD、コンポ、ポータブルCD・MD、ホームシアター、MP3プレーヤー |
単体オーディオ、ビデオデッキ、ポータブルDVD、DVDレコーダー/プレーヤー | |
ブルーレイレコーダー、プロジェクター、デジタルAVアンプ、ラジオ、電子楽器 | |
据え置き型ゲーム機 | |
情報家電 | ノートパソコン、デスクトップパソコン、モバイルパソコン、モニター、MOドライブ |
HDドライブ、HDDVDレコーダー、プリンタ、固定電話、複合機 | |
コピー機、ファックス、スキャナ、電子卓上計算機、電子辞書 | |
デジタルカメラ、ビデオカメラ、PDA、MPEGムービー、シュレッダー | |
スマートパッド |
修理補償は主に白物・黒物・情報家電。つまりあなたが日常的に使う家庭用の電化製品が対象となります。家にいれば毎日使って消耗する物も多いので、これに頼るシーンが出てくるかもしれません。
突然壊れたら困る洗濯機や冷蔵庫、壊れやすいエアコン・掃除機・ドライヤーなども補償対象です。Playstation4のような据え置き型ゲーム機も対象です。
新品はもちろん、中古で購入した商品も補償対象です。
ただし、新品中古どちらかで補償期間は大きく変わります。特に中古についてはメーカー保証書が無い場合、補償範囲がかなり厳しくなります。
■新品
・メーカー保証開始日または購入日から4年以内の故障品
■中古
・メーカー保証開始日から4年以内に故障品、もしくは商品到着後1年以内の故障品
新品の場合はメーカー保証書が無くても、購入日を証明できればそこから4年以内が補償期限。
中古の場合はメーカー保証書が無ければ、商品到着後1年以内の期限となります。
購入日と商品到着日という違いはありますが、比較すると約3年も違います。
新品でメーカーパソコンを買った場合はその日から4年は安心しておけますが、中古で買ったものでメーカー保証書も無ければ、1年以内が補償期間になってしまいます。
かなり短く設定されていますが、本来は煙たがられる中古品でもメーカー保証書さえあれば、最高4年間も補償期間をもらえるプラチナ補償は相当優れています。
新品中古に関わらず、ヤフーカードで購入かつメーカーで修理してもらわなければ補償対象とならない点は気をつけてください。
なお、補償対象外の商品についても明記されていました。
対象外商品 | 対象外商品の例 |
---|---|
商品に改造を加えたり、個別販売されている部品を組み立てたもの。 | 自作パソコン、自作ラジオ |
商品本体の付属品・付随品の範疇に入るもの | パソコン部品、外付けスピーカー、UPS(無停電電源装置)、内蔵ドライブ |
消耗品の範疇に入るもの | パソコン消耗品、プリンタ 消耗品、一次電池、二次電池、メモリーカード、蛍光灯・電球 |
屋外で使用し、かつ専ら屋外(物置・車内等を含む)に保管するか屋外に設置するもの。 | 防犯カメラ、赤外線探知機、芝刈り機、カーオーディオ・カーナビゲーション等のカー用品 |
携帯または持ち運び可能な通話用通信機器、ゲーム機、時計。 | 携帯電話機(スマートフォンを含む)、PHS、トランシーバー、無線機、携帯型ゲーム機、腕時計・懐中時計 |
建物に組み込んで使用するものや大型設備に該当するもの。 | ドアホン、エコキュート関連、ビルトインエアコン |
始動時や移動時に一時的に電気を使用するが、主な用途では電気を使わないもの。 | ガスストーブ、石油ストーブ、電動ベッド |
ちなみに修理不能と判断され、商品交換となった際に発生した交換費用についても、領収書+修理不能証明書があればその分が補償されます。
修理不能証明書については、修理不能と判断したメーカーに問い合わせれば貰えます。
修理補償金の気をつけるべき点まとめ
①補償金額はメーカー保証書がある場合は30,000円、無い場合は15,000円が上限
②補償回数は年3回45,000円まで(次年度にリセット)
③修理補償は主に日用品の家具に適用される
④腕時計やスマホ、タブレットは修理補償されない
⑤新品中古問わず、保証開始日から4年以内が補償期間
⑥保証書無しの新品は購入日から4年以内に故障したもの
⑦保証書無しの中古は商品到着後1年以内に故障したもの
⑧商品到着後もしくは持ち帰り30日以内の故障は対象外
⑨新品中古問わず、メーカーでの修理費が補償される
⑩交換費用も補償対象となる
修理補償金を請求時に必要な書類
・商品のメーカー保証書の写し
・出品元からの発送完了通知の写し
・修理(交換)費用のメーカー領収書
・商品の損害状況写真
とにかくメーカー保証書を取っておかないとだいぶ損してしまうことにだけは注意せよ!ヤフオクで中古品を買う時もメーカー保証書付きのものを選べば大丈夫だ!
破損補償
商品が破損した場合の保険です。
購入または落札した商品の金額の90%(1円未満の端数は切り上げ)が補償されます。年に1回しか利用できず、新品は年10万円、中古は年1万円までが上限です。
・利用限度は年1回のみ
・新品は年10万円まで
・中古品は年1万円まで
※自転車完成車、自転車関連パーツは新品・中古品問わず年10万円まで
補償期間は新品中古問わず、商品到着後もしくは持ち帰り後180日以内です。(故意ではない偶然の事故により破損した場合に限る)
なお、国内での事故のみが破損補償の対象となり、海外での事故に関しては一切補償されません。
破損した商品を修理すれば修理補償の対象にもなりますが、破損補償を受けて修理した後に修理補償を申請して二重に補償を受け取るといった穴を突く行為もできません。
申請時に必ずどちらか選ばなければなりません。
ですが、破損補償の申請をした後、メーカー修理をしたので修理補償の方を受けたいという場合は、破損補償の申請を取り下げれば修理補償が申請可能になります。
ただし、既に破損補償分が支払われていた場合は変更することはできません。
補償対象となる商品は新品中古で異なります。
■新品
ヤフーカードで購入した商品すべて
■中古
ファッション用品、ゲーム専用機、CD/DVD、自転車本体および自転車関連パーツに限る
中古品も補償対象ですが、乗り物の付属品などを含めて対象外のものがいくつかあります。
・アクセサリー
・時計
・ゲームソフト
・自動車の付属品(ヘッドライトバルブなど)
・自転車を運転中に切れたチェーンやタイヤ
・機能に直接関係しない外形上の損傷(フレームのヘコみなど)
上記のものはすべて破損補償の対象外です。
これ以外は基本的にヤフーカードで購入していれば補償対象になります。
例えば、楽天市場で購入した自転車本体に、Amazonで購入したホイールをつけて事故を起こしても、どちらもヤフーカードで決済していれば補償の対象となります。
自転車を停車中に誰かにタイヤをパンクさせられていたりチェーンを切られていた場合は、走行中に起きた事由ではないので、しっかり破損補償の対象になります。
その場合、補償申請前にそれらの被害を証明するために、警察への被害届けを先に出さなければなりません。
補償期間はネットで注文した商品がお届け先に到着してから180日以内、もしくはリアル店舗で購入して持ち帰った日から180日以内、どちらも約半年の期限です。
リアル店舗が開いたネット通販で購入して、お届け前に商品を直接取りに行って持ち帰った場合でも、その持ち帰った日から起算されます。
新品中古で補償期間に違いはありません。
なお、修理価格が商品価格を上回った場合に破損補償を申請しても、最大でも商品価格の90%分までの支払いとなります。1万円の商品の修理に2万円掛かっても、購入額の90%である9,000円しか支払われません。
-
- 補償金額は購入額の90%
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- 補償回数は状態問わず年1回のみ
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- 補償期間は状態問わずどの方法でも約180日以内
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- 新品の場合は年10万円が上限
-
- 中古品の場合は年1万円が上限
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- 自転車完成車・自転車関連パーツは新品中古問わず年10万上限
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- 国内のみで海外での事故は対象外
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- 補償の二重申請は不可(変更は可)
-
- 新品と中古で補償対象が違う
破損補償金を請求する際に必要となる書類
・本人確認書類(免許証、保険証、パスポートなど)
・ヤフー株式会社所定の補償金請求書
・領収書orクレジットカード利用票
・(ネット通販の場合)発送完了メール等
・破損した商品(現物)
・修理見積書or各領収書
修理補償と破損補償はどちらを選ぶのが賢いのか?
破損補償の項目で説明した通り、破損補償の申請を取り消して修理補償に変更することができます。
しかし、これは慎重に選んでください。
特に破損補償について。
こちらは年1回しか利用できず、新品の最大補償額も最大10万円分も用意されているので、1万円2万円と大した金額でない場合は年3回利用できる修理補償を受けた方が良い選択となります。
3万円のメーカー保証書付きの家具が補償期間中に壊れて、メーカー修理費2万円で戻ってきたケースで考えると、
修理補償だったら修理全額分の2万円の補償金。
破損補償だったら購入額90%の2.7万円の補償金。
一見、7,000円も多く受け取れる破損補償の方がお得に見えますが、残りの破損補償の枠の7.3万円分は、年内に別の破損補償案件が起きても利用上限1回に引っかかり使えないので受け取れなくなってしまいます。
仮に破損補償2.7万円を受けた後に2万円払って修理をしたとしても、7,000円儲かる代わりに残り7.3万円の破損補償枠が使えなくなってしまうので、あなたが乗り換えるつもりならよく考えてください。
私だったら、年度内にまた破損補償案件が起こるかもわからないので、7,000円分を捨ててでも修理補償を選びます。これで次に8万円の破損補償案件が発生すれば、7.2万円の補償を受け取れます。
修理補償の上限も年3回なので、あと2回は受けられます。
ですが、プラチナ補償の利用年度は「補償を受けたタイミング」では更新されず、「プラチナ補償に加入した日から1年後の午前0時まで」なので、次回のプラチナ補償の更新日が近い場合は破損補償を選びます。
また、モノによっては購入価格よりも修理代の方が上回るパターンも少なくないので、その場合もあなたは破損補償よりも修理補償を絶対に選ぶべきでしょう。
破損補償は年にたった1回しか使えない!修理補償との二択はよく考えて利用するのだ!おっと、一度でも補償が下りてしまったら後から変更できない点も忘れないように!
宅配郵便事故補償
宅配中に事故ってしまった時の保険です。
購入または落札した商品の金額の90%(1円未満の端数は切り上げ)が補償されます。年に3回まで利用でき、9万円を上限として1回につき3万円まで補償してもらえます。
・商品代金の90%を補償
・年3回、1回3万まで
・上限枠は9万円
・新品中古は問わない
補償対象となるのは、宅配業者に配送された商品が指定した住所に到着したタイミングで、既に破損していたモノに限られます。
①ヤフーカードで商品を購入
②宅配業者が日本国内の宛先へ発送
③そこへ到着した時に既に破損していた
これを満たせば宅配郵便事故補償の対象となります。
海外発送を絡めると補償の対象外となります。
海外発送以外なら定形外郵便・宅配便・ゆうパック・はこBOONminiやバイク便でも補償対象となるので、国内発送トラブルの大部分をこの補償で賄うことができます。
私も郵便局や佐○急便でアルバイトをしたことがありますが、ゆうパック仕分けが手荒だったり、丈夫な荷物をバンバン投げるシーンも茶飯事だったので、この補償はずさんな運送業者対策に便利です。
ただしこの補償を受ける場合、宅配郵送会社に「宅配郵送会社が責任を負わない旨の書類」を用意してもらわなければなりません。
一手間掛かりますが、あちらが補償してくれなかった事の証明や、あなたが二重で補償を受け取ることを防止するために、二次審査で必ず必要になります。
商品価格が上限3万円に満たない場合、低い方の商品価格が上限となります。3万円の商品で補償を受けても上限の3万円全額ではなく、90%の2.7万円が支払われます。
宅配郵便事故補償の気をつけるべき点まとめ
補償金額は商品代金の90%
補償回数は年3回
1回の補償金の上限3万円(枠上限9万円)
補償対象となるかは到着時の状態で判定
新品中古は問わない
海外発送は補償対象外
配送業者に事故証明を発行してもらう必要がある
宅配郵便事故補償金を請求時に必要な書類
・(ネット通販の場合)発送完了メール等
・損害状況写真
・郵送時の封書や梱包材
・破損した商品(現物)
・修理見積書or各領収書
・宅配郵送会社発行の事故証明書
・宅配郵送会社発行の、宅配郵送会社が責任を負わない旨の書類
購入した商品の配送手続きについて
リアル店舗でヤフーカードで商品を購入したものの、自分で宅配業者を手配して、そのリアル店舗以外の場所から発送した場合は補償の対象外となります。
また、本体をヤフーカードで購入せず、配送料のみヤフーカードで決済した場合も補償の対象外なので注意してください。
商品に本来付く付属品が無い!これは配送事故だ!
組み立て式テーブルを買ったのに足が1本が足りないなど、付属品の欠損については商品販売元の責任となるので、配送事故扱いとはならずこの補償を受けることはできません。
その場合はヤフーカードに問い合わせても取り合ってもらえないので、商品販売元や購入元の業者に問い合わせてください。
ホイールに付いていたタイヤの扱いについて
ホイールに付いていたタイヤが郵送中にパンクもしくは変形した場合、それらを再購入するか故障修理をすれば、その料金の90%が宅配郵送事故補償として補償されます。
盗難補償
モノを盗まれた場合の保険です。
商品を購入または落札した金額の60%(1円未満の端数切り上げ)が補償されます。利用限度は年1回までで、上限5万円まで補償してもらえます。
・商品代金の60%を補償
・年1回のみ、5万円まで
・新品中古は問わない
補償期間は、ネット通販は宛先住所に商品が到着した日から180日以内、リアル店舗で購入して持ち帰った日から180日以内。海外は対応しておらず、日本国内の居宅で保管中に盗まれた場合に限ります。
補償の請求をする際に、必ず警察で発行してもらう盗難届出証明書等を提出しなければ、審査が通らず補償金を受け取れません。
なので必ず盗難の届け出が必要になります。
しかし、そこで状況説明をした後に「遺失物」として受理された場合、以公式に「落し物」「忘れ物」扱いとなるので、盗難案件から外れてしまい盗難補償を受けることができなくなります。
そして最大の注意は日本の居宅の保管物以外には効かないという点。
外出先でひったくりや置き引きで荷物を盗まれた場合は、盗難補償の対象にはなりません。あくまであなたの家の物を盗まれた時などに適用されます。
例えば駅や公園、スーパーの駐輪場でサドルやライトといった付属品を盗まれても、外出先の施設での盗難なので補償はされません。
あなたが住むマンションやアパートその他共同住宅の駐輪場に止めておいた自転車が盗まれた場合は、その場所は居宅内とみなされるので補償の対象となります。
ただし共同住宅は専有部分での盗難のみが対象で、共有部分(アパートの廊下や屋上)に置いておいた物が盗まれた場合は、補償の対象外となります。
他にも家の敷地内で自動車のスタッドレスタイヤを盗まれても、付属品扱いとなるので盗難補償の対象外となります。
なお、犯人の手から盗難された商品が盗難補償を受ける前に戻ってきたら、盗難補償を受けることはできません。補償金不正受け取り防止のためです。
盗難補償の気をつけるべき点まとめ
補償金額は盗まれた商品代金の60%
補償回数は年1回のみ
補償期間はいずれも約180日
1回の補償金の上限5万円
新品中古は問わない
必ず警察への届出が必要
盗難とみなされなければならない
居宅(敷地内)での盗難のみ対象
国内限定で海外は対象外
盗難補償金を請求時に必要な書類
・(ネット通販の場合)発送完了メール等
・最寄の警察署発行の盗難届出証明書類
・あなたの居住住所の証明書
・損害状況写真(商品の一部を直す場合)
・修理見積書および各領収書
警察に遺失物と判断されるケースとは?
盗まれたであろう商品の被害届けを警察に出したら、遺失物と受理されてしまった!これはそのまま泣き寝入りするしかないのか?
いいえ、後で窃盗罪となる可能性はあります。
そもそも遺失物とはこのように定義されています。
「自分の意思にもよらず」
「他人に奪われたのでもなく」
「本人の知らない間にその占有を離れた物」
あなたの占有を離れていない物を誰かが取ったら窃盗罪、離れている物を取った場合は遺失物横領罪となります。
例えば、あなたが財布を公園のベンチに50分も置き忘れた後で、探しに戻っても無くなっていたといったケース。この場合、財布はあなたの占有をすでに離れ遺失物となっていた、と判断されます。
それを誰かが持ち出したのであれば、遺失物横領罪となりますが窃盗罪にはなりません。
その後に犯人が捕まり、犯人の供述から占有状態で盗まれたことがわかれば、遺失物横領罪から窃盗罪となるということも考えられます。
返品補償
購入元に返品対応してもらえない時の保険です。
商品を購入または落札した金額の50%(端数切り上げ)が補償されます。年に1回だけ利用でき、1万円を上限として補償されます。
・商品代金の50%を補償
・年1回、上限1万円まで
補償対象となるのは、購入元に返品拒否されて、購入後90日以内かつ新品商品である場合のみが補償対象になります。また、販売元から同額以上の補償を受けられる場合も、返品補償の対象外となります。
また、日本国内のネット通販かリアル店舗からの購入または落札に限られるので、知人との間で個人的に売買した商品を返品拒否されても、返品補償を受けることはできません。
新品未使用品というのは、商品のモノによって定義が大きく変わってきますが、基本的には「開封して中身を確認したが使用していない商品」だと覚えてください。
新品未使用でも何らかの要因で故障・損傷した場合も補償の対象外となります。
さらに新品未使用の状態であれば、補償対象となる商品を販売する大半のショップは返品を受け付けてくれるはずなので、あまり頼ることはない補償かもしれません。
そして重要ですが、返品補償を受ける場合、本来返品されるはずだった商品は、必ずヤフー株式会社に送付して処分権を渡さなければなりません。
返品補償の気をつけるべき点まとめ
補償金額は商品代金の50%
補償回数は年1回のみ
補償期間は購入後90日以内
返品を受け付けてもらえなかった新品未使用品に限る
海外で購入したものは対象外
個人売買したものも対象外
故障・損傷した場合も対象外
商品は必ずヤフーへ渡さなければならない
返品補償金を請求時に必要な書類
・返品拒否を証明するもの(返品拒否メール等)
・購入商品(現物)
なぜ補償商品をヤフーに送らなければならないのか?
これは本来、返品する予定でないものを返品不可と知りながら購入し、商品と共に補償金もいただくという不正行為を防止するためだと思われます。
本来返すべきものは返すべしということです。
ヤフー株式会社に譲渡した後の商品の行方は知れません。
携帯電話水漏れ&全損補償
携帯電話の事故に対応する保険です。
具体的には、携帯電話が水漏れ等の事故で全損した時に、キャリア等の通信会社が提供する保証サービスを利用して有償交換した場合、その発生した料金分に対して補償されます。
年に1回だけ利用でき、5,000円を上限として補償されます。
・年1回、上限5,000円まで
・補償対象となるタイミングは有償交換された時
・スマホやタブレットも含まれる
キャリア等で契約する保証を利用して有償交換した時、初めてその携帯電話が補償対象となります。
利用者の多い三大キャリアで言うと、NTTドコモのケータイ補償サービスや、ソフトバンクのあんしん保証パック、AUの安心ケータイサポートプラス等の保証サービスがこれに当たります。
具体的に該当する保証は以下の通りです。
キャリア等 | 提供する保証サービス |
---|---|
NTTドコモ | ケータイ補償サービス、ケータイ補償サービス for iPhone & iPad |
au(KDDI・沖縄セルラー) | 安心ケータイサポートプラス、安心ケータイサポートプラス LTE |
ソフトバンク | あんしん保証パック、あんしん保証パック(i)、 あんしん保証パックプラス、あんしん保証パック(i)プラス、 あんしん保証パックライト |
ワイモバイル (ソフトバンク・ウィルコム沖縄) | 故障安心パック-S、故障安心パックプラス、あんしん保証サービスプラス、あんしん基本パック |
Apple Japan | AppleCare+ for iPhone、AppleCare+ for iPad |
その他 | 国内に拠点がある各MVNOが提供する保証サービス |
※プラチナ補償利用規約 携帯電話水漏れ・全損補償金の対象となるサービス一覧より抜粋
スマホを水没させて壊した時に5,000円の有償交換となり、その後に携帯電話水濡れ全損補償を申請すれば、補償額5,000円が100%そのまま戻ってきてチャラになるということです。
注意すべきは全損という条件。
有償で行ったのが液晶パネルや電池の一部交換対応だった場合は、全損とは判断されずに補償の対象からは外れてしまいます。
また、水漏れや全損の際に充電器などの付属品が壊れて有償交換したり、カバー等のアクセサリーが破損した場合も、補償対象に含まれません。
毎月や毎年に支払う保証サービスを維持するための保証料についても、この補償の対象外となります。
携帯電話水漏れ・全損補償の気をつけるべき点まとめ
補償金額は上限5,000円
補償回数は年1回のみ
有償交換すれば対象となる
スマホやタブレットも対象
偶然の事故による全損が補償条件
保証料・付属品等は補償の対象外
携帯電話水漏れ・全損補償金を請求時に必要な書類
・各種保証サービスの利用明細等
・交換費用に関する領収書
電子デバイス災害補償
携帯電話や電子デバイスが災害に遭った時の保険です。
被災した商品の状態によってが補償額が変わります。年に1回だけ利用でき、10万円を上限として補償されます。
補償条件は、自宅に置いてある電子デバイスが、火災・落雷・破裂・爆発・風災・水災などの災害に遭った場合です。
・補償金は状態によって変動
・年1回、上限10万円まで
・災害限定
具体的な補償額は以下のA・B・Cに基いて割り出されます。
A.対商品が修理不能となった場合、領収書や代金請求書に記載された購入価格から、
・6ヶ月未満…100%相当額
・6ヶ月以上1年未満…90%相当額
・1年以上2年未満…80%相当額
・2年以上3年未満…60%相当額
・3年以上4年未満…40%相当額
・4年以上…20%相当額
B.対象品が修理不能となり、かつ商品価格もわからない場合は、市場に出回っている同等製品の取引額が参照される
C.対象品を修理した場合は、修理明細書または修理請求書に記載される修理金額を合計した額となる(Aの時価額を上限とされる)
例えば、1年半前に購入した5万円のタブレットが洪水による床上浸水で壊れた場合は購入額80%の4万円分と、経年劣化を考慮され減価償却された額が補償されます。
被害に遭った電子デバイスを修理した場合も、上記の時価額を上限として修理代金部分が補償されます。
ただし、過失による風災(台風の日に窓を閉め忘れが原因で商品が雨風に晒されて壊れた)だったり、床上浸水以外の水災は補償の対象外となります。
また、営業用として使用したり置いている器具や備品、製品、商品、展示品等は、災害を受けて条件を満たしたとしても補償は適用されません。
補償の気をつけるべき点まとめ
補償金額は時価額(上限10万円)
補償回数は年1回のみ
災害を受けた時に補償対象となる
補償金を請求時に必要な書類
・(火災・爆発)消防署の罹災証明の写し
・損害状況・損害品の写真
・修理明細書or修理代金領収証(修理した場合)
交通トラブルお見舞い
交通事故に遭い入院してしまった時の保険です。
入院1日につき3,000円が支払われます。年1回のみ利用でき、上限9万円として最大30日分の入院費を補償してもらえます。
事故直後に治療のために入院し、警察または公共交通機関への届出をしていれば、1日以上の入院から補償の対象となります。
・入院1日毎に3,000円
・年1回、上限9万円(最大1ヶ月)
・警察or公共交通機関への届出が必須
ヤフーカードで購入した交通乗用具に搭乗中の交通事故が補償対象とありますが、具体的にはどういうものか?プラチナ補償規約に載っていた内容をまとめました。
・自動車や自転車、リフト、ボートなどに搭乗中の交通事故
・航空機、船舶などを利用中の交通事故
・それらの交通機関のある施設(駅や空港)のエレベーターやエスカレーターでの交通事故
法令に反する改造車や飲酒運転案件などについては補償の対象外となります。
すべての補償枠は合計で年間上限10万円まで!
絶対に頭に入れておかなきゃならない点が1つ!
補償額の合計は年間を通して最大10万円までであり、さらにその10万円枠は全プラチナ補償サービスで共有されているということ。
つまりは何かしらの補償で5万円分を受けていたとして、同じ年度内に別の事故やトラブルにあっても、既に10万円枠中の5万円の補償を受けているので、その時は最大で5万円までしか補償されません。
これはかなり落とし穴的な要素!しかし、ヤフーカード側で考えてみると、毎月税込592円の補償サービスで各補償枠に10万円ずつ設けてしまうと全18種合計180万円にもなるので、強くは言えません。
プラチナ補償はすべての家族カード会員に適用される!
ヤフーカードの本人カードがプラチナ補償に加入することで、付属する家族カードもすべてプラチナ補償がつきます。
家族の誰かが飛行機の予定が遅れて海外旅行トラブルに遭ってしまったり、スマホやタブレットを水没させて壊してしまっても、それがヤフーカードの家族カードで決済されていれば、プラチナ補償の対象となります。
ただし、補償可能回数および補償限度額はすべてのカードで共有される点に注意してください。
家族カードを所有する誰かが10万円の補償を受けた場合、前述の通りプラチナ補償は全補償まとめて10万円上限枠なので、その後に本人が補償を受けようとしても上限額いっぱいで年度内は受けられません。
家族の誰かが5万円の補償を受けて5万円分の枠が余っている場合は、当然他の本人か家族が補償の申請をすれば残りの5万円分の枠を上限として補償を受けることができます。
ちなみに家族カード毎にプラチナ補償へ加入といった契約もできないので、どうしてもプラチナ補償付きのヤフーカードを使いたい場合は、家族も個別にヤフーカードへ申し込んで別途プラチナ補償に加入する必要があります。
プラチナ補償入会キャンペーンもある…が!
定期的にプラチナ補償加入キャンペーンも開催されますが、これはYahoo!プレミアム会員にも入会しなければならないという二重登録キャンペーン。
このキャンペーンの場合、達成すればTポイントが1,000ポイント貰えますが、その後に毎月支払う料金がプラチナ補償529円+プレミアム会員498円(どちらも税込)で1,027円に膨れ上がります。
しかもここで貰える1,000Tポイントは期間固定ポイントなので、Yahoo!JAPAN・LOHACO・GYAO!のサービスでしか使えません。その上、条件を満たしてから次の月にしか配布されず、ポイント有効期限も配布された月の下旬まで。
プラチナ補償会員がキャンペーン期間中にYahoo!プレミアム会員となっても、キャンペーンの対象にはなりません。以前にプラチナ補償だった場合も同じです。
→PayPayカードを見てみる
コメント
家電の破損事故は、商品を返送するのでしょうか?そうであれば、着払いでしょうか?
また、ヤフーカ−ド保険かプレミアム補償のどちらかを受けれるのでしょうか?
せっかくコメント頂いたのですが、詳しい補償内容について
こちらは運営会社ではありませんので分かりかねます。。。
ヤフーカードにお問い合わせしてみて下さい。