
三井住友VISAカードに申し込むとETCカードを作れるが、調べた結果ぜんぜんお得じゃないことがわかった!悪いことは言わねぇ、これなら別のカードで作った方が良いぞ!

ありゃ~何がそんなに悪いんだろう?三井住友VISAカードでETCカードを作る前に一度チェックしてみてね。
三井住友VISAカードはどれもこれも年会費が掛かる!
三井住友VISAカードのETCカードも年会費500円+税が掛かりますが、年に一度でも利用すれば無料になります。
しかし、三井住友VISAカードは年会費有料のクレジットカードなので年会費が発生します。一例を挙げると以下の通り。
三井住友VISAカード | 年会費(税抜) |
---|---|
プラチナカード | 50,000円 |
ゴールドカード | 10,000円 |
エグゼクティブカード | 3,000円 |
アミティエカード | 1,250円 |
クラシックカード | 1,250円 |
デビュープラス | 1,250円 |
これのせいでETCカードは無料化できても、結果的に生活上の出費がかさんでしまします。
ちなみに三井住友VISAカードを申し込まずにETCカードのみ申し込むことはできません。必ずセットで申し込む必要があります。
一応、年会費無料になる条件も設定されている
ちなみに三井住友VISAカードは特典のひとつに、「年間利用額に応じて年会費無料になる」というものが用意されています。
が、この年間利用額の達成はなかなかハードルが高く、三井住友VISAカードなら年間税込300万円利用でようやく次年度の年会費が無料になります。
もちろん次年度のみなので、いつでも無料にしたいなら毎年300万円利用しなければなりません。よほどガチでやりくりしても土台無理な話だという人がほとんどです。
年間100万円利用でも割引特典がありますが、それでようやく半額です。
毎年300万円決済する人ならクレジットカード年会費が無料になりますが、これは多くの人にとって非現実的です。
三井住友VISAカードは2つの目的が無ければ持たない方が良い
そもそも三井住友VISAカードは、「どこで出しても恥ずかしくないようなステータス性のあるカードが欲しい」か、「最上級クラスの三井住友カードプラチナを目指したい」以外の目的で持つべきではありません。
三井住友VISAカードなど普通の三井住友VISAカードは、基本還元率も低く年会費が掛かる割にお得感のあるカードかと言われるとそうでもなく微妙です。
あなたが上記のステータス性や上位カードを目指すなどの理由で、「クレジットカードは三井住友VISAカード1枚しか持たない!これだけで行く!」というのであれば、ETCカードに申し込んでも良いと思います。
しかし、それ以外のなんとなくな理由で持っているならまったくオススメできません!
今すぐに別のカードに乗り換えるか、これから紹介する負担の少ないサブカードに申し込んでしまいましょう。
三井住友カードデビュープラスは年会費が実質無料なので完璧!
三井住友VISAカードは基本的に年会費有料、かつポイント還元率がどれもこれも0.5%と低いので、ETCカードに申し込むのはオススメできません。
ただし!三井住友カードデビュープラスだけは年に1回でも利用すればその年の年会費が無料になります!
もちろん、上記の年1回利用で無料になるETCカードにも申し込むこともできるので、クレジットカードとETCカードを年会費・維持費無料で持つことができます。
さらにそれだけではなく、三井住友カードデビュープラスは他の三井住友VISAカードよりも「常にポイント2倍」という特典が永久に設定されていて、最近の還元率1%カードと互角の還元率を誇ります。
三井住友VISAカードの中では最もポイントを稼げるカードとして名を馳せています。
ETCカードの年会費分もポイント2倍の対象であり、三井住友カードのポイントUPモールを経由すればAmazonや楽天でいつでも還元率2%で買い物できます。
極めつけは入会後3ヶ月間はカード利用での獲得ポイントが5倍になり、どこで買い物しても還元率2.5%以上になる出血大サービスな特典も用意されています。
三井住友VISAカード利用で貯まるポイント「ワールドプレゼントポイント」の使い道も、電子マネーiDやdポイント、楽天ポイントその他色々な物と交換できるので無駄がありません。
18~25歳以下の人しか申し込めないという制限がありますが、それさえクリアできれば三井住友VISAカードの中ではコスパ最強なので自信を持ってオススメします。
三井住友カードデビュープラスについては、以下の記事でも徹底解説しています。

三井住友VISAカード以外の選択肢もある

ETCカードが完全無料なクレジットカードは他にも腐るほどある!その中でも特にオススメしたい指折りのカードを教えていくぜ!
JCB CARD WはETCカードが完全無料+複合特典も多数!
三井住友VISAカード以外で第一にオススメしたいのがJCBプロパーカードの1枚であるJCB CARD W!
先にオススメカードとして挙げた三井住友カードデビュープラスのライバル的存在のカードでもあり、その性質やスペックは似通ったものがあります。
しかし、個人的にはこちらの方が申し込みやすくオススメできます。パッと思いつくメリットを挙げてみても以下のとおり。
- 年会費は一度も使わなくても永年無料
- 基本還元率が他のJCBカードの2倍(還元率1%)
- 入会後3ヶ月間はすべての買い物でポイント4倍
- 申し込み可能年齢は18~39歳までと幅広い
- 家族カードとその分のETCカードも無料
- 新規入会キャンペーンで8,000円分プレゼント特典あり
特に18~39歳と申し込み可能年齢が広いのが救いです。これのおかげで三井住友カードデビュープラスよりもかなり手に入れやすいカードとなっています。
詳しいメリット・デメリットは私がJCB CARD Wを擦り切れるほど使い倒した記事にて解説しています。
年会費無料でETCカードを持てるクレジットカードは結構ある
さらに他にも以下のクレジットカードが年会費無料でETCカードを持つことができ、それぞれ特徴と強みを持っています。
- 入会後6ヶ月は還元率2%のオリコカード・ザ・ポイント
- 楽天サービス系でポイントが爆発的に貯まる楽天カード
- 優待特典や割引を使える場面が多いエポスカード
- セブン系列に強いセゾンカードインターナショナル
上記4種+JCB CARD Wは年会費無料ゆえに、年会費が掛かる三井住友カードと一緒に持っても負担が無いので、サブカードの1枚としてもオススメできます。
詳しくは年会費無料でETCカードを持てるクレジットカード5選記事にて徹底解説しています。
三井住友VISAカードの年会費を半額にする裏ワザ
三井住友カードデビュープラス以外の三井住友VISAカードでETCカードを持つとなると、冒頭で解説したように年会費の問題は無視できなくなります。
しかし、この年会費はあるワザを使えば半額にできます。
それは三井住友カードのリボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」を設定するというものです。
これをやってしまえば、カード種類によって異なりますが次年度のETCカードの年会費が無料もしくは半額になります。
「リボ払いだから手数料がすごいんじゃ…」と考えるかもしれませんが、リボ払い手数料を一切発生させない方法でもあり、設定も自分でやる必要がありますが無料でできるので推奨です。
詳しい設定方法は以下の記事で徹底解説しているので、参考にしてみてください。
三井住友VISAカードも無料にできるが取得はオススメしない
ちなみに三井住友VISAカードでこの方法を使えば、前半で説明した年間利用額の特典で年300万円利用しなくても簡単に無料にできます。
しかし、三井住友VISAカードは三井住友VISAカードの中でも最もイマイチな一枚です。なので申し込むこと自体オススメしません。
このカードに申し込むくらいなら、それよりもメリット満載の三井住友カードデビュープラスでOKです。
ただし、26歳以上から上位の三井住友VISAカードを目指すなら、18~25歳が対象の三井住友カードデビュープラスには申し込めないので、三井住友VISAカードを選ばざるを得なくなります。
三井住友VISAカードを使い込んでいれば、やがて三井住友カードゴールドのインビテーション(招待)が届きます。それもひとつの道です。
が、この選択は個人的にはありえないので、もし三井住友カードプラチナを目指すのであれば、そのワンランク下の三井住友VISAゴールドにいきなり申し込んでしまいましょう。実はWEBページで申し込めます。
申し込み基準が満30歳以上からなので26~29歳の人にはできませんが、30歳以上なら飛び級と言わんばかりに三井住友カードゴールドに申し込んだ方が絶対に近道です。
これまで他カードで利用実績を積んでいたなら、取得は難しくないと思います。実際に申し込むかどうかは置いといて、まずは一度公式サイトで確認してみてからでも遅くはありません。
三井住友カードゴールドについては、以下の記事でも解説しています。ちなみに良くも悪くも突出した部分の無い普通のゴールドカードです。
三井住友VISAカードエブリプラスは年会費無料だがリボ払い専用カード
三井住友VISAカードの中に、年会費無料でしかもポイント3倍(還元率1.5%)の三井住友VISAカードエブリプラスがあります。
一見魅力的ですが、このカードはリボ払い専用カードなのが問題。運用の知識が無いとあっというまにリボ払い手数料で還元率以上に毟り取られてしまうので危険です。
カード年会費+ETCカード費を無料にできる一枚ですが、「運用する自信が無い」「面倒な調整はイヤだ」という人には向かないので申し込まないようにしましょう。
まとめ:三井住友VISAカードでETCカードを持つならクラシックカードはやめておけ!

ここまで書いた三井住友VISAカードのETCカードについてまとめていくぜ!
- ETCカードは年一回でも利用すれば無料
- クレジットカードは年会費が発生する!
- クレジットカードとETCカードは別々に申し込めない!2枚同時に持つことになる
- 他の年会費無料のクレジットカードを持つ選択肢もあり
三井住友VISAカードでETCカードを持つつもりなら、クレジットカード分の年会費が掛かることだけは頭に入れておきましょう!
18~25歳以下なら三井住友カードデビュープラスでOKです。年に一度でも使えばカード年会費が無料になります。
もしくは30歳以上なら三井住友VISAゴールドがオススメです。
前述のマイ・ペイすリボを設定すれば、三井住友カードゴールドなら半額にできます。WEB明細書サービスを合わせれば年会費を6割(通常10,000円のところ4,000円)まで抑えられます。
あるいは他のクレジットカードを選ぶという選択肢もあるので、なるべく年の出費を抑えたいなら以下の記事も参考にしてみてください。
今回の記事とは別に種類が多い三井住友VISAカードはどれがオススメなのか?属性や状況別に別の記事でも書いているので合わせて読んでみて下さい。
コメント