今回の記事は三井住友系のクレジットカードの「三井住友VISA SMBC CARD」と「三井住友VISAカード」はどちらを持つのが正解なのか?
よく似ていて間違えやすい2枚ですがズバリその疑問にお答えします!
日本を代表する財閥系企業の三井住友フィナンシャルグループ。
クレジットカード部門の三井住友カードではCMや広告でお馴染みの、三井住友VISAカードシリーズを発行しています。
同じグループの系列には三井住友銀行もあり三井住友VISA SMBC CARDを発行しています。
最初無知な私はこの2枚は機能や特徴も同じだろうと考えていました。
しかし2枚のカードを比較してみた結果、全然違う別物だと判明したのです!
あなたが今どちらを持とうかな~と考えているなら正解が分かります。

え?SMBC CARDって三井住友VISAカードの事じゃなかったの?

ウワッハッハッ!
よく間違えて混同してしまいがちだが別物だ!
何が違うのか今回は調査してみたぜ
三井住友VISAカードとSMBC CARDは何故2つあるのか?
まず真っ先に浮かぶ疑問が三井住友フィナンシャルグループには、何故「三井住友VISA SMBC CARD」と「三井住友カード」の2つがあるのか?という謎です。
そもそも三井住友フィナンシャルグループは。金融機関の集合体で次のような会社で構成されています。
・SMBC信託銀行
・三井住友フィナンシャル&リース
・SMBC日興証券
・三井住友カード
・セディナ
・SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
・日本総合研究所
・三井住友DSアセット
絶対に一度や二度は見た事があったり、利用した事がある企業が目白押しです。
いわゆる旧財閥の三井と住友が合体してできたグループで、日本を代表する企業ともいえるでしょう。
関西圏の人ならメインバンクを三井住友銀行にしている方も多いでしょうし、中には関西系のイケイケな会社というイメージを抱く人もいるでしょう。
サラ金のプロミスや、高齢者の財産の不動産の相談で活用される三井住友信託銀行。
株式、投資信託、債券の売買ができるSMBC日興証券があります。
この中で三井住友銀行の「三井住友VISA SMCB CARD」、三井住友カードの「三井住友VISAカード」があり、2種類のカードが存在している理由です。
どちらも発行しているのは三井住友カード
ちなみにグループ間をまたいで三井住友銀行の三井住友VISA SMBC CARDを発行しているのは三井住友カードになります。
カードの種類 | 申し込み窓口 | 発行体 |
三井住友VISA SMBC CARD | 三井住友銀行 | 三井住友カード |
三井住友VISAカード | 三井住友カード | 三井住友カード |

なるほどね!グループ内の2つの会社がそれぞれカードをあるってわけね。

そうなのだ!しかしよく2つは機能や特徴が同じカードだと思う人がいるが、実は違うカードなんだぜ。
次にそれぞれの特徴を見ていくぞ
三井住友VISA SMBC CARDとは
まずは三井住友銀行の「三井住友VISA SMBC CARD」の内容を見ていきましょう。
代表的なカードが「三井住友カードVISA SMBC CARDクラシック」で、機能や特徴は次のようになります。
・三井住友銀行の口座開設が必要
・クレカ利用で銀行ATM手数料0円
・クレカ利用でコンビニATM月3回手数料無料
・年会費がクレカ利用者は0円
・電子マネーiDとApplepayが付帯
・VISAとJCBブランド選択可能
・ETCカード申し込み可能
・海外旅行保険が最大2,000万円付帯
・ポイントが貯まる
・発行に3週間程度時間がかかる
最大の特徴は三井住友銀行のATMで入出金が可能なキャッシュカードと、クレジットカードが一緒に合体している点です。
これで財布の中身を2枚ではなく1枚で済みスッキリさせる事が可能です。
さらに嬉しいのはカード払いした翌々月は、三井住友銀行のATM手数料が無料、セブン銀行などのコンビニATMも月に3回手数料0円になる点。
年会費は初年度無料、2年目以降1,350円(消費税込み)ですが、カード払いを年1回利用していれば2年目以降も年会費はずっと無料になります。
海外旅行保険も最大2,000万円分付帯、電子マネーはiDとApplepayが利用可能です。
唯一のネックはこれ三井住友銀行の口座が無いと使えない点です。
利用金額の引き落としは三井住友銀行だけになる縛りもあります。
しかも口座が無い場合は口座開設と兼ねてカード発行が3週間程度の時間を要します。
クレジットカードとしては発効が異例のスピードの遅さだと言えます。

三井住友銀行に口座がある人にはオススメだけど、メインバンクは別を利用している人にとっては作る意味が無いかな
年会費を安くする条件
・2年目以降1,350円(税込)
・ただし2年目からカードを1回でも利用すれば無料
三井住友VISA SMBC CARDの年会費は初年度誰でも無料!
翌年からはクレジットカード機能を一度でも金額問わず使えば無料になります。

三井住友銀行の窓口ではかなり積極的にこのカードを持ちませんか?と行員から勧められるケースが多い。
初年度無料で2年目以降もカード払いを一度使えば無料だが、うっかり忘れて1,350円取られる人も多いみたいだ。
年1回は必ず使うべし
簡単だぜ!
三井住友VISAカードとは
続けて見ていくのが比較対象の三井住友VISAカードになります。
こちらも代表するカードである「三井住友VISAカード」の機能や特徴を見ていきましょう。
・引き落とし口座は好きな金融機関を選択できる
・最短3日でカードをスピード発行
・WEBからの申し込みは初年度無料
・三井住友VISAカードのステータスを享受できる
・三井住友銀行に口座開設必要無し
・電子マネーiDとApplepayが付帯
・ETCカード申し込み可能
・海外旅行保険が最大2,000万円付帯
・ポイントが貯まる
・セブン、ローソン、ファミマ、マックで還元率5倍
・ネットショッピングで還元率倍増
・街のお店が還元率倍増
三井住友VISAクラシックは純粋なクレジットカード単体のカードになります。
三井住友銀行のSMBC CARDとは違いキャッシュカードの機能はありません。
しかし発行スピードが3日で審査が通り、その後送られてくるので1週間程度で入手できます。
さらに年会費は1,350円(税込)になりますが、WEBからの申し込みであれば初年度無料、2年目以降は1度でも使えば年会費無料です。
引き落とし日の振替金融機関は自分の好きな所を選べます。
SMBCカードには無い特徴でセブンイレブン、ローソン、ファミマ、マクドナルドでは還元率5倍になるのも見逃せません。
他にも街のお店で還元率が上がる仕組み、ネットショッピングで還元率が上がる仕組みもあります。
日本で最も古いクレジットカードになり、三井住友VISAカードのブランド力もピカイチです。
訳の分からん新興企業の似非カードを持つよりも安心できます!
さらに詳しく知りたければ、当サイトの別の記事で三井住友VISAカードの詳細を見てください。
年会費を安くする条件
・2年目以降1,350円(税込)の年会費
・マイ・ペイすリボ登録と年に一度でもカード利用すれば年会費無料
三井住友VISAカードもSMBCカードと同様に、年会費を初年度無料にするにはWEBからの申し込みが必要です。
2年目以降は1,350円(税込)の年会費になりますが、ここはSMBCカードと同じく年1回利用する事。
もう1つ加えてリボ払いのマイ・ペイすリボで支払う設定をすれば無料にできます。

リボ払い?危ない!と思われるかもしれないが、三井住友VISAカードのマイ・ペイすリボを1回払いの金額と同じ設定にすればリスクは無いぞ!
これで年会費無料達成は楽勝だ
「三井住友VISA SMBC CARD」と「三井住友VISAカード」の比較
それではSMBC CARDと三井住友VISAカードの2枚のカードを比較してみましょう。
比較対象は上で見てきた一般的カードの「三井住友VISA SMBC CARDクラシック」と「三井住友VISAカード」です。
比較項目 | SMBC CARDクラシック | 三井住友VISAクラシック |
初年度年会費 | 無料 | 無料 |
2年目以降の年会費 | 1,350円 年1利用で無料& マイ・ペイすリボ登録 | 1,350円 年1利用で無料 |
還元率 | 0.5% | 0.5% |
ポイント | Vポイント | Vポイント |
国際ブランド | VISA | VISA |
海外旅行保険 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | – | – |
ショッピング保険 | 年間100万円 | 年間100万円 |
セブン、ファミマ、 ローソン、マック還元率 | 2.5% | – |
ネット還元率UP | ポイントモール | – |
街のお店還元率UP | ココイコ! | – |
このような比較結果になりました!
共通している点は次の通りです。

共通点は還元率が通常0.5%でVプレゼントポイントが貯まるという事ですが、三井住友VISAカードの方がポイントが貯まりやすいのね!

他に目立つ特徴の違いはキャッシュカード機能が付いているかどうか、SMBC CARDは三井住友銀行の口座が無いと作れないという点だな!
SMBC VISA CARDと三井住友VISAカードなら後者が正解
最後にここまで見てきましたが、「三井住友VISA SMBC CARD」と「三井住友VISAカード」はどちらが良いのか?
私は個人的にも三井住友VISAカードの方が良いと思っています!
三井住友VISA SMBC CARDは三井住友銀行のATMが無料だったりしますが、三井住友銀行で口座がある人しか持つ事が出来ません。
どちらも200円につき1ポイントのVプレゼントポイントが貯まりますが、三井住友VISAカードの方がポイントがガッツリ貰えます。
還元率2.5%で大手コンビニ3社やマクドナルドが使えるのは強力なメリットです。
さらにポイントアップモールを使うとネットショッピングの還元率がUP!
ココイコ!を使えば街のお店の還元率がUP!
他にも三井住友VISAカードは引落金融機関をあなたは今利用しているメガバンクや地方銀行、ネット銀行、ゆうちょ、信金、農協など好きな金融機関を選べます。
しかも申し込みから1週間程度で来るので3週間かかるSMBC CARDより良いです。
今後三井住友カードゴールドやプラチナに昇格する楽しみもあるので、個人的にも三井住友VISAカードがオススメでしょう!
もしあなたが18~25歳であれば同シリーズの2倍ポイント還元、入会3ヶ月ポイント5倍、年会費無料の三井住友カードデビュープラスを持つと良いでしょう。
今回の記事の他にも三井住友VISAカードを選ぶメリットは何があるのか?詳しく解説しているので見ておきましょう。

また、別の記事で種類が多い三井住友VISAカードはどれがオススメなのか?属性や状況別に別の記事でも書いているので合わせて読んでみて下さい。
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