今回の記事は電話会社のNTTが発行する「NTTグループカード」を私が個人的におすすめしない理由、そのメリットやデメリット、ぶっちゃけた私の感想をお話ししましょう!
日本電信電話株式会社ことNTTが発行するクレジットカードのNTTグループカード。
この会社は就職したら親から大喜びされ、将来安泰というイメージな為、なんとなくカードも良さそうに見えます。
NTTグループカードと言うとなんだか社員証みたいな感じで、楽天カードをレジで出すよりもステータスが高いと思われます。
さらにその特徴や機能も優れているんだろうなと思い込んでいました。
しかし実際に私がNTTグループカードを3年程使ってみた結果、良い所もありますが、これは全然ダメ!というネックな部分も見つけてしまいました。
何故ならこのカードを持つべき人と、持たない方が良い人の2つに分かれるからです。
あなたが今もしNTTグループカードを申し込もうとしているのであれば、今回の記事を見て下さい。
あなたがこのカードを持つべきか、持たないべきか白黒はっきりするでしょう!

NTTのクレジットカード?なんだか大手のしっかりした機能満載のカードって感じね

甘いっ!このNTTと名前は付くものの…その内容は張りぼてだった、今から俺の感想を見て欲しいぜ
NTTグループカード(レギュラー)とは?
まずはサクッとNTTグループカードが何たるか?そのスペックを見ていきましょう。
基本スペック | 内容 |
---|---|
国際ブランド | VISA、Mastercard |
年会費 | 1,200円 |
ポイントの種類 | 名称なし |
ポイント還元率 | 0.6% 1000円→10P/1P→0.6円相当 |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 500円 |
オンラインショッピング | 倍増タウン |
保険 | ショッピング保険100万円 |
会員ネット安心サービス | ネット予約キャンセル補償サービス 倍増タウン安心サービス |
出光ガソリン割引サービス | 最大1ℓ当たり40円割引 |
キャッシュバック | おまとめ・キャッシュバックコース ポイント・キャッシュバックコース |
スペックはザッとこのようになっております。
特に今回あなたにお伝えしたい最大の特徴はNTTの固定電話やインターネット回線使用料、ドコモのケータイ料金やショッピングに使った分など、カード支払い全ての料金がキャッシュバックされる点です!
これは他のクレジットカードを見回しても見た事が無いユニークな仕組みです。
早速このカードのメリット、デメリットを詳しく見ていきましょう。
NTTグループカードのメリット

まずはNTTグループカードを持つ事でどんなメリットがあるのか見ていくぜ!

NTTのカードだから期待しちゃうわ
キャッシュレス消費者関連事業加盟店で使うと最大5%還元
■開催期間:2019年10月1日~2020年6月30日まで
■キャンペーン内容:加盟店で使うだけで最大5%還元
今政府が後押ししているキャッシュレス化の推進ですが、今ならキャッシュレス消費者還元事業加盟店でNTTグループカードを使うと最大5%還元されます!
店の種類 | 還元率 |
中小企業のお店や個人商店 | 5% |
大手チェーン店 | 2% |

キャンペーンは2020年6月30日までなので絶対に使っておきたいぞ
毎月500円キャッシュバックキャンペーン
NTTグループカードのとんでもない特典がこれです!
なんとNTT関係の支払いをこのカードの支払いで毎月行うと1年間毎月500円がキャッシュバックされます。
対象のNTT関連の支払いは以下の通りです。
NTTグループカード入会から30か月目までに登録すると、そこから12ヵ月毎月500円が貰えます。
カードを中途解約しなければ12ヵ月で合計6,000円が貰えます。
500円キャッシュバック特典を受けるには、こちらのサイトから申し込む事が前提条件になります。
2020年9月30日まで入会&利用キャンペーンがある
2021年2月最新情報ではNTTグループカードへの入会&利用キャンペーンをやってます!
■開催期間:2020年4月1日~2020年9月30日まで
■キャンペーン内容:電気、携帯、電気、ガス、水道、新聞、保険、衛生放送をカード支払い登録すると1社に付き1,000ポイントプレゼント。
■キャンペーン詳細:NTTグループカード公式サイト
対象の支払先は以下の会社になります。
NTTグループカード 入会キャンペーン支払先 | 対象の会社 |
携帯電話・スマホの料金 | NTTドコモ、au、ソフトバンク、 楽天モバイル、UQモバイル、 Yモバイル、OCNモバイルONE、 mineo、IIJmio、NUROモバイル、 BIGLOBEモバイル、LINEモバイル |
電力会社 | 東京電力、東北電力、中部電力、 北陸電力、北海道電力、関西電力、 中国電力、四国電力、九州電力、 沖縄電力、東急でんき&ガス、 Looopでんき、ENEOSでんき、 myでんき |
ガス会社 | 東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、 大多喜ガス、東彩ガス、静岡ガス、 西部ガス、京葉ガス、北海道ガス、 広島ガス、北陸ガス、仙台市ガス局、 東部ガス、武州ガス、四国ガス |
新聞会社 | 朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、 読売新聞、産経新聞、北海道新聞、 山形新聞、東京新聞、信濃毎日新聞、 北国・富山新聞、福井新聞、中日新聞、 大阪日日新聞、神戸新聞、日本海新聞、 中国新聞、熊本日日新聞、西日本新聞 |
衛星放送・ケーブルテレビ | NTTぷらら、スカパー!、 WOWOW、J-COM |
保険会社 | イーデザイン損保、東京海上日動、 損保ジャパン、日本興亜損保、 ソニー損保、三井ダイレクト損害保険、 三井住友海上火災保険、 セゾン自動車火災保険、 アメリカンホーム保険、 SBI損害保険、メットライフ生命、 あんしん生命、オリックス生命、日本生命、 SJNKひまわり生命、チューリッヒ保険、 アクサダイレクト、ライフネット生命、 メディケア生命、 fwd富士生命保険、 マニュライフ生命保険、アイペット傷害保険、 アニコム損害保険 |

キャンペーン条件の対象の支払先を全てをこのカード支払いにすれば、1社につき1,000ポイントが貰える仕組みになっているので貰えるポイントは無限大だ
カード利用金額が2つのコースでキャッシュバックされる
NTTグループカードで最大のメリットがカードの利用金額がキャッシュバックされる点です。
キャッシュバックは現金が欲しい人向けの「おまとめキャッシュバックコース」と、ポイントを貯める事を重視した「ポイントプレゼントコース」の2通りから選択できます!
このメリットについては詳しく説明すると長くなるので後ほど説明しましょう。
年会費1,500円を無料にできる
NTTグループカードのスペックを見た時に引っかかったのが、年会費は1,200円と少し高めな点ですが、実は誰でも無料にできる方法があります。
方法は利用明細を郵送ではなく、会員専門のWebサービス「My Link」にログインし毎月の利用明細をWEBで確認する方法に切り替えるだけです。
これをするだけで1,200円もする年会費が無料になります!
この方法にした場合紙の明細書は送付されることはありませんが、NTTグループカードコールセンターに聞いた所、ほとんどの人が年会費無料にする為にWEB明細を選択しているとの事です。
紙の明細がもし必要な場合は、オンライン入会の申し込み後でも「My Link」にログインすれば変更することができます。

現在ペーパーレス化が進む世の中、明細書ごときで1200円取られるんだったら絶対にネットで見れる方にして無料にした方が賢いぜ!
保険と補償が付帯
NTTグループカードには次のような保険と補償が付いています。
NTTグループカードの保険・補償 | 内容 |
オンラインショッピング補償 | オンラインで購入した商品に限り、 100万円まで故障、紛失、 被害時に保障してくれる保険。 1事故に付き1万円負担必要で、 補償期間は90日間。 |
MyLink会員ネット安心サービス | MyLink上でネット予約した旅行が、 指定事由でキャンセルされた場合、 その料金を30万円まで補償。 |
倍増タウン安心サービス | 倍増タウンで利用した通販サイトで、 カード不正利用された場合は補償。 |
このような手堅い補償と保険が付帯します。
「MyLink会員ネット安心サービス」の指定事由は次の内容になっています。
MyLink会員ネット安心サービス | 内容 |
指定事由 | ・会員、会員の配偶者、1親等以内の 親族の死亡や病気やけがによる入院。 ・会員、会員の配偶者、 子供のけがの通院。 |
補償対象の予約 | 国内旅行 海外旅行 ホテルや旅館等宿泊施設 航空機、鉄道、船舶、車 |
年間限度額 | 1名に付き5万円 通院の場合は1万5千円 |
このようになりますが、海外旅行保険は十分とは言えません。
渡航する場合はこれだけに頼らず任意保険か、楽天カードのように海外旅行保険の付帯機能付きのカードを持つ方が良いでしょう。
家族カードが無料
NTTグループカードのメリットは家族カードが無料で作れるという点もあります。
家族カードは本会員と全く同じ機能のNTTグループカードを、家族も年会費無料で持つ事が可能です。
家族カード申込可能な家族の条件は18歳以上で学生、ニート、アルバイト、専業主婦以外であればOK
支払いは名義人の銀行口座から一括引落しにまとめる事で可能で、管理が楽になるメリットがあります。
家族カードを作る方法は最初の申し込み時に一緒に作る方法、カード作成後に「MyLink」から申請して作る方法の2つになります。
NTTグループカード専門の倍増タウンが使える
NTTグループカードレギュラーのメリットの1つが、経由するだけでポイントが最大26倍に増加する「倍増タウン」が使える点です。
利用できる通販サイトは全部で500店近くで次のような場所です。
通販サイト | 経由後利用で貰えるポイント |
楽天市場 | 2倍 |
楽天トラベル | 2倍 |
Yahooショッピング | 2倍 |
ビックカメラ.com | 2倍 |
AppleStore | 2倍 |
さとふる(ふるさと納税) | 2倍 |
メルカリ | 新規購入で400P |
このように楽天市場やヤフーショッピングなど、有名な通販サイトが軒を連ねており、貰えるポイントがその名の通り倍増します。
利用できる通販サイトのポイントの倍率率を見ても文句無しの数字、ユーザーにとってマイナス要素は無く非常に良心的だと言えます。
さらに楽天市場やヤフーショッピングで買い物した場合、NTTグループカードのポイントだけではなく、利用先の楽天ポイントやTポイントも貯まりポイント2重取りが可能になるという訳です。
ネットショップを常日頃から利用しているのであれば、このカードを手に入れて26倍の還元率目指してガンガン積極的に利用していきたい所です。
出光のガソリンが安くなる
ガソリンスタンドの出光はNTTグループカードレギュラーと提携している為、出光キャッシュバックシステムの特典があります。
特典内容は出光のガソリンスタンドでカードを利用して支払うと、ガソリン価格が1ℓ当たり2円~最大40円割引、経由が1ℓ当たり1円~最大20円割引になります。
出光キャッシュバックシステムのルールは次の通りになります。
出光のガソリンスタンドを利用したのが1月の場合、1月15日~2月16日までポイントが算定されます。
獲得したポイントに応じて2月16日ごろにお得単価が決定!
ポイントは10,000円ごとに1ポイントになり、獲得数に応じてガソリンの値引きは次の通りになります。
15日~翌月16日の利用額 | 獲得ポイント | 翌々月値引き金額 |
1,000~10,000円未満 | 1ポイント | 2円/1ℓ |
20,000円 | 2ポイント | 4円/1ℓ |
30,000円 | 3ポイント | 6円/1ℓ |
40,000円 | 4ポイント | 8円/1ℓ |
50,000円 | 5ポイント | 10円/1ℓ |
100,000円 | 10ポイント | 20円/1ℓ |
150,000円 | 15ポイント | 30円/1ℓ |
200,000円 | 20ポイント | 40円/1ℓ |
このように1ポイントで2円分の割引が適用されます!
ただしガソリンは割引価格は月間100ℓまでになります。

すごい!ガソリンの値段が最大1ℓ40円引きになるの?今高いからこれはありがたい

少しでも安くしたい運送業の人には助け船じゃのう
コールセンターが無料
NTTグループカードで私が感じたメリットが、コールセンターがフリーダイヤルの0120で無料だという点です。
受付時間午前9時~午後5時
月~金(祝日を除く)
楽天カードやヤフーカードはコールセンターがなんと有料です。
特にヤフーカードに至ってはおまえNTTと同じ電話会社のソフトバンクなんだから無料にしろよ!プライドは無いのか?と思いました。
他にもクレジットカード会社のほとんどのコールセンターが有料のナビダイヤルという事が多いです。
30秒ごとに20円料金がかかりますとかいう訳の分からない自動音声が流れるたびにイライラするという人が多い中、さすがNTTは電話会社だけあって無料です。
細かい話ですがこういった点は顧客目線で大事なので評価しています。
ステータスが高く見える
NTTグループカードは存在があまり知られていません。
そしてNTTの名が付いてる事から、楽天カード等の安っぽいイメージのカードと比べると、ステータスが高く見られます。
例えばかっぱ寿司やスシローに行った時ですが、カード払いでNTTと楽天では支払う時にレジの女性の反応が違います。
私から言わせれば目くそ鼻くその世界ですが、知らない人にはNTTと書いてあるだけでウケが良いのです。
カードデザインも青の地球儀でカッコいいので見栄を張りたい人は良いです。
友達に紹介するとお互い2,000円ずつ貰える
NTTグループカードをあなたが持っている場合、友人知人親戚縁者誰でも良いので紹介して加入させると、あなたと紹介した人に2,000円ずつ貰えます。
- STEP1登録フォームに入力まずここに紹介者の情報を入れる
- STEP2メールが来る次にNTTファイナンスからメールが来る
- STEP3友人知人にメールを転送「お客さま専用URL」からNTTグループカード新規お申込み
- STEP4審査NTTファイナンスの審査が行われる
- STEP5完了審査通過して2ヶ月後2人に2,000円キャッシュバック
この流れであなたとあなたが紹介した人に2,000円が手に入ります。
紹介者は最高5人までなので5人紹介すると合計10,000円貰えます。
2つのキャッシュバックコース

NTTグループカードで特にユニークなのがこのキャッシュバックシステム!非常に面白い仕組みなので見て欲しいぜ

キャッシュバック?一体どんな仕組みなのかしら
このカードでは毎月の通信料金とクレジットカード支払いしたスーパーやデパート、amazonや楽天の買い物、公共料金、保険料、税金、新聞料金など毎月の支払いをひっくるめてまとめてキャッシュバックすることが可能です。
キャッシュバックは2つのコースがあり”キャッシュバックコース”と”ポイント還元コース”の2つから選べます。
制度 | 内容 |
---|---|
①おまとめキャッシュバックコース | 料金割引でキャッシュバック |
②ポイント還元コース | ポイントでキャッシュバック |
特にヘビーユーザーであれば前者のおまとめキャッシュバックコースを選ぶ価値は大です。
次はどのような内容なのか2つのコースを見ていきましょう。
①おまとめキャッシュバックコース
このキャッシュバックは、次のNTT系列の通信料金料の支払いが対象になります。
NTTグループ | キャッシュバック対象 |
固定電話 | NTT東日本 NTT西日本 |
ケータイ電話 | NTTドコモ |
インターネット回線 | NTTコミュニケーションズ OCN WAKWAK plala ひかりTV nifty BIGLOBE NTTファイナンスのおまとめ請求 |
このようにNTTグループのの電話、ケータイ、光回線等の通信料金がキャッシュバック対象です。
当たり前ですがNTTグループカードと言う名前だけあって、auやソフトバンク、その他楽天モバイルなど他社への通信料支払いは対象になりません。
例えばNTTレギュラーカードで1ヶ月買い物や生活費、通信料に支払って利用した場合は、具体的に次のようになります。
1ヶ月NTTグループカードを使った場合
カード利用内訳 | 料金 |
ケータイ料金 | 10,000円 (キャッシュバック対象) |
インターネット通信費 | 5,000円 (キャッシュバック対象) |
イオンモール | 10,000円 |
子供の塾、習い事、水泳教室 | 20,000円 |
amazon | 10,000円 |
電気・ガス・水道代 | 20,000円 |
合計 | 70,000円 |
この場合はカード利用金額が70,000円ですが、その内のNTTの通信費15,000円がキャッシュバック対象になります。
次に通信料に対してのキャッシュバック率を見てみましょう。
カード利用額15,000円を超えた時の通信料キャッシュバック率
月間カード利用料金 | キャッシュバック率 |
2~4万円 | 1.5% |
4~6万円 | 3.0% |
6~8万円 | 4.5% |
8~10万円 | 6.0% |
10~20万円 | 8.0% |
20~30万円 | 18.0% |
30~40万円 | 28.0% |
40~50万円 | 38.0% |
50~60万円 | 50.0% |
60万円以上 | 60.0% |
カード利用料金が70,000円の場合はキャッシュバック率は4.5%です。
通信料15,000円に対してキャッシュバック料金は675円です。
15,000円×4.5%=675円
これをNTTグループカード利用時の合計金額の100,000円から金額が差し引かれます。
70,000円-675円=69,325円
このような計算になるので、毎月のカード利用料金が高ければ高いほどお得になります。
ちなみにカード利用金額合計が100,000円に対して、割引されたのは675円なので還元率は次の計算になります。
675÷70,000=0.96%
自分がいくらお得になるのかはNTTグループカードの公式サイトから、簡単に金額を自分でシュミレーションできるのでやってみましょう。
例えば通信料金が毎月2万円の場合だとすると、ショッピング利用金額に対しての還元率が次のように一瞬で計算できます。
毎月通信料を2万円の場合のショッピング金額還元率
月間ショッピング利用金額 | キャッシュバック金額 | ショッピングに対して 還元率 |
2万円 | 225円 | 1.125% |
4万円 | 450円 | 1.125% |
6万円 | 675円 | 1.125% |
8万円 | 900円 | 1.125% |
10万円 | 1,200円 | 1.2% |
20万円 | 2,700円 | 1.35% |
30万円 | 4,200円 | 1.4% |
40万円 | 5,700円 | 1.425% |
50万円 | 7,500円 | 1.5% |
60万円 | 9,000円 | 1.5% |
このように毎月NTTの通信費用とショッピング利用料金が多ければ多いほど、その還元率は高くなります。

毎月の通信料1.5万円を超えたあたりから還元率1.125%になるので、そこらの変なクレカよりよっぽどお得なるのだ!

でもこれで通信料月15,000円未満で計算すると、例えば10,000円だと還元率0.75%になるわね、金額が少ないと不利だわ。
②ポイント還元コース
NTTグループカードの2つ目のキャッシュバックコースがポイント還元コースになります。
このコースは極めて単純で分かりやすい仕組みです。
カード利用 | 貰えるポイント |
1,000円利用ごとに | 10ポイント |
NTT東日本、NTT西日本、 NTTコミュニケーションズ、 ドコモ、NTTファイナンスおまとめ請求 以上200円利用ごとに | 2ポイント |
5,000ポイント達成ごとに | 500ポイント |
このようにカード利用1,000円ごとに10ポイント貰えます。
ここで得られるポイントは特に名称がありませんが、ポイントや景品に交換する事が可能です。
ただ、このポイントは交換すると次のように価値が割れてしまうのです。
ポイント交換対象 | ポイント交換レート |
現金キャッシュバック | 10,000P→6,000P |
dポイント | 10,000P→6,000P |
VJAギフトカード | 11,000P→6,000P |
図書カード | 7,000P→2,000P |
QUOカード | 7,000P→2,000P |
amazonギフト券 | 5,000P→2,000P 10,000P→6,000P 30,000P→20,000P |
nanacoギフト券 | 5,000P→2,000P 10,000P→6,000P 30,000P→20,000P |
AppleStore&iTunesギフト券 | 5,000P→2,000P 10,000P→6,000P 30,000P→20,000P |
楽天Edy | 5,000P→2,000P 10,000P→6,000P 30,000P→20,000P |
このようにNTTグループカードで得たポイントは等価交換ではなく、ガツンと価値が毀損してしまう悪魔のポイントでした。

げげ?せっかく貯めてポイントが損してる、何これ!

なんと!1,000円分のポイントが1,000円になると思いきや600円にダウンするという恐ろしい仕組みだったぜ
こんな感じで損害を被るので、私としては1つ目のキャッシュバックコースのおまとめキャッシュバックを選ぶ方がよっぽど良いでしょう。
NTTグループカードのデメリット
ここからは私が使って感じたNTTグループカードのデメリットを、ズバズバと発表していきましょう!
NTT利用者以外は門前払い!
まずはキャッシュバックに付いてですが、おまとめキャッシュバックはNTTの通信料金が対象になりました。
しかしこれNTT以外の通信料金は対象ではありません。
これは今時有り得ない鎖国みたいな事やるなあ思いました。
例えば同じNTTグループのドコモのdカードの場合、ソフトバンクやauのケータイ料金だってちゃんとdポイント還元してくれます。
NTTグループカードはNTTを利用していない人にとっては、単なるプラスチックの板に過ぎません。
NTT以外の利用者で、なんとなくクレジットカードとして利用している人は、すぐにカードを解約し他のカードにすべきでしょう。

NTT以外の利用者が持っていても何の意味もねえ!
ショッピング利用枠が少ないぞ!
これも私が懸念しているデメリットで、NTTグループカードはショッピング利用枠が少ないという声が後を絶ちません。
実際に私の例ですがdカード GOLD、エポスカードゴールド持ちで、エポスプラチナカードのインビテーションのお誘いが来ました。
そんな私がNTTグループカードだけは利用枠が30万円、キャッシング枠20万円までしかありません!
実際に私は他にカードで、利用枠50~300万貰ってるのにこれにはビックリ!
プライドはスタボロで、しかもその数ヶ月後ショッピング枠は30万のままでキャッシング枠が30万に増額されて釈然としません。
これもうダメだ、と思いましたがかろうじて解約せずにタンスの肥やしで眠ったままです。

NTTグループカードを発行のNTTファイナンスさん、わしの何が悪いんじゃー!調べたら他にもこんな人がゴロゴロいるようだぜ
ETCカードに500円もかかる!?
私が腑に落ちないのはコレ!NTTグループカードはETCカードを発行すると年会費が500円もかかります。
多くのクレジットカードはETCカードが無料の所がほとんどです。
大して優れた機能や特典も無いNTTグループカード、こんなんだったらわざわざNTTグループカードでETCカードを作るなんてやらなくていい!
コース切り替えで貯めたポイント消滅
キャッシュバックコースは2通りあり、途中で切り替える事が可能ですが、実はポイントプレゼントコースからおまとめキャッシュバックコースに切り替えるととんでもない事が起きます!
なんと切り替え時に3,000ポイント未満はいきなり消滅してしまう事!
せっかく貯めたポイントがコース切り替えで消滅したのです。
さすがにこれには怒り爆発でコールセンターに電話しましたがそういう決まりという事で却下されました。
NTTグループカードの口コミ
メリット、デメリットを見てきましたがネット上ではどのように言われているのか見てみましょう。
nanacoチャージのみに利用していたNTTグループカードが2年半がかりでようやく3000pt溜まった。
dポイントへの交換は最低5000ptからなので、諦めて3000ptの防災セットに交換してNTTカードは解約することに決めた。#ポイントの使い勝手が酷すぎる— 円盗 (@Kuriguri36) 2018年9月10日
nanacoチャージのみに利用していたNTTグループカードが2年半がかりでようやく3000pt溜まった。
dポイントへの交換は最低5000ptからなので、諦めて3000ptの防災セットに交換してNTTカードは解約することに決めた。#ポイントの使い勝手が酷すぎる— 円盗 (@Kuriguri36) 2018年9月10日
NTTグループカードの優れているところはコールセンターフリーダイヤルでケータイから掛けられるところ
クソなところは平日しか営業しないところ— やまのてってー (@ymntt) 2018年11月9日
とりあえずNTTグループカードはうまみなさすぎるから解約かな…
— なぎさカカリチョー(他称)@がんばらない (@nagisa_clannad) 2018年3月11日

これは?かなり悪い評判や意見もあるのね

残念ながら別にずば抜けて優れたカードとは言えないようじゃのう
総評まとめ
今回のNTTグループカードの総評を最後にしましょう。
このカードの私の評価は…ずばり微妙です!
最初は自宅のNTTの固定電話とNTTドコモのケータイ電話2つを利用しているので良いと思っていました。
しかし使ってみたらケータイの方が利用頻度が高く料金も高いので、これならケータイ料金が還元されるドコモのdカードの方が良いと感じました。
NTTグループカードがお得になる人は、ケータイの利用よりも、固定電話の利用が多い人にはお勧めです。
ですがその逆でケータイ料金の方が、固定電話より毎月多いならメリットがありません。
NTTの電話、ケータイ利用状況 | NTTグループカード |
ケータイ電話の方がお良い | お得ではない |
固定電話の方が多い | お得 |
もっとも現在では固定電話が無いという人の方が多くなってきており、NTTのサービスも縮小しております。
NTTの光回線以外にもドコモで光回線も登場しています。
必然的にケータイ利用者が多い昨今では、dカードの方がメリットを受けられる人が多いでしょう。
NTTグループカードは使い勝手もイマイチで誰に向けて作られたのか分からないです。
一昔前のカードと言った印象でした!

NTTだからメチャクチャ良さそうだと思ってたが、金看板背負った単なる普通のカードじゃあ!

う~ん残念、これなら他に良いカードがあるという事ね。
NTT利用者で最もベストなのはdカード GOLDだ!
ここでショッキングなお知らせがあります。
総評で書きましたが、私はNTTグループカードはどう考えてもNTTが作った本気のカードでは無いと思っています。
iPhoneアプリが無い時点で察しましたが、ズバリNTTが本気のカードは今勢いがあるドコモのdカードの方でしょう!
dカード GOLDは入会&利用特典で最大13,000円相当のiDキャッシュバックがもらえます。
さらにNTTグループカードレギュラーを持つなら圧倒的にdカード GOLDを持つ方が有利!
その理由は次の通りです。
・ドコモのケータイ料金と光回線利用料金10%が毎月還元
・ドコモケータイ故障時に10万円進呈
・入会特典で最大13,000円相当のiDキャッシュバックがもらえる
・海外旅行保険が充実
・amazonでもdポイントは使える
・空港ラウンジが無料
このようにドコモのケータイを利用している人にとっては最強だからです。
dカードが無い頃だったらこのカードでいいか…と妥協して申し込みましたが今は時代遅れです。
年会費が10,000円(税別)かかりますがこれは家族で月8,000円以上ドコモのケータイを使えば10%のdポイント還元が来るので実質チャラにできます。
しかも今なら入会&利用特典キャンペーンで最大13,000円相当のiDキャッシュバックがもらえます。
これはNTTグループイレギュラーカードから乗り変えるのも良し!まだ申し込んでいないなら速攻で申し込むのも良しです!
審査も比較的簡単に通りやすく、いきなりお得になるので間違いなく私はこっちを推します。
私がdカード GOLDを利用した感想を見ても明らかにこっちの方が良いと気づくでしょう。
やるやらないは抜きにしてとりあえずどんなカードなのか、公式サイトで見ておくと良いでしょう。
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